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トレーニング

睡眠時間が短いとトレーニングの質 = パフォーマンスが下がるって本当?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

その日のトレーニングの質は、例えば肉体的な疲労であったり、精神的なストレスであったり、何を食べたかといった栄養状況であったり、このように様々な要素の影響を受けます。

おそらく皆様にも「前回は20kgが楽々だったのに、今日はやたらと重く感じるな、、」的なご経験がおありのことでしょう。

しかし、案外見落とされがちなのが「睡眠時間」です。

今回は「睡眠時間が短いとトレーニングの質 = パフォーマンスが下がるって本当?」というタイトルで記事を書いていきます。

睡眠時間とトレーニングの質について

Sustained sleep restriction reduces resistance exercise quality and quantity in females

この研究では、18 〜 35歳の健康な女性を対象に「制限された睡眠時間」と「通常の睡眠時間」の2条件下でレジスタンストレーニングを実施し、パフォーマンスにどのような変化が起こるのかを調べています。

簡単に言うと、睡眠時間が短い状態でトレーニングを行った場合と、ある程度の睡眠時間を確保した状態でトレーニングを行った場合とで、トレーニングの質にどんな違いが出るのかを調査したわけです。

ちなみに、制限された睡眠時間は平均「4.7 ± 0.2時間」通常の睡眠時間は平均「7.3 ± 0.8時間」となっています。

エクササイズは、スクワット・デッドリフトなどベーシックな種目で構成され、例えばバーベルを挙上する際の速度であったり、主観的な運動強度・疲労感・筋肉痛の度合いなどが測定されました。

そして結果ですが、睡眠時間が短い状態でトレーニングを行った場合は、ある程度の睡眠時間を確保した状態でトレーニングを行った場合と比較して、バーベルを挙上する際の速度の有意な低下、主観的な運動強度の増大・疲労感の増大・筋肉痛の増大が認められ、つまりパフォーマンスは低下し、より辛く厳しいものになったとまとめることができるでしょう。


【体脂肪燃焼】睡眠時間の長さとダイエットの効果に関係性はあるのか?
睡眠時間の長さがトレーニングの効果や傷害リスクに及ぼす影響について

以前、上のブログでも紹介したことがあるのですが、睡眠時間の長さはトレーニングの質だけでなく、効果・傷害リスク・ダイエットの結果にも関係性が見られたとの報告がなされており、少なくとも何らかの運動を日常的に行う場合は、1日あたり8時間程度の確保が推奨されています。

睡眠を疎かにして良いことは何一つなく、ましてやトレーニングで悲惨な怪我を負おうものなら、日常生活にも大きな弊害が生じるでしょう。

仕事や家事等で睡眠時間の確保が難しい場合もあるでしょうが、なんとか8時間程度はキープしたいものです。

最後に

今回は「睡眠時間が短いとトレーニングの質 = パフォーマンスが下がるって本当?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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