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ダイエット

【体脂肪燃焼】睡眠時間の長さとダイエットの効果に関係性はあるのか?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

体重を減少させるためには「アンダーカロリー」と言って、摂取カロリーを消費カロリーよりも下回らせる必要があります。

しかし、アンダーカロリーの程度が同じだとしても、睡眠時間の長さによっては、ダイエットの効果が変わるかもしれません。

今回は「【体脂肪燃焼】睡眠時間の長さとダイエットの効果に関係性はあるのか?」というタイトルで記事を書いていきます。

睡眠時間の長さがダイエットの効果に及ぼす影響について

Insufficient Sleep Undermines Dietary Efforts to Reduce Adiposity

研究内容をザックリ書き出します。

平均年齢41歳の男女を対象に「睡眠時間が8.5時間」と「睡眠時間が5.5時間」の条件下で、14日間のアンダーカロリーを実施し、体脂肪量や筋肉量がどのように変化するのかを調べた。

8.5時間5.5時間
体重– 2.9kg– 3.0kg
体脂肪量– 1.4kg– 0.6kg
筋肉量– 1.5kg– 2.4kg

結果、両条件で体重は同様に減少したが、体脂肪量は8.5時間の方で大きく減少し、筋肉量は5.5時間の方で大きく減少した。


この研究では、平均年齢41歳の男女を対象に、異なる睡眠時間を2パターン用意し、14日間のアンダーカロリー中に、体脂肪量や筋肉量がどのように変化するのかを調べています。

参加者の平均BMIは27となっており「ちょっとぽっちゃり」といったところでしょうか。

大まかな流れですが、ここに A と B の2人がいたとすると、

A:14日間のアンダーカロリー生活 (睡眠時間は8.5時間) ⇨ 3ヶ月間普通の生活に戻る ⇨ 14日間のアンダーカロリー生活 (睡眠時間は5.5時間)
B:14日間のアンダーカロリー生活 (睡眠時間は5.5時間) ⇨ 3ヶ月間普通の生活に戻る ⇨ 14日間のアンダーカロリー生活 (睡眠時間は8.5時間)

こんな感じです。

推定される消費カロリーは平均で2100kcal / 日、14日間のアンダーカロリー中の摂取カロリーは平均で1450kcal / 日、1日あたり約700kcalのマイナスですので、決してスローなペースのダイエットではありません。

そして結果ですが、まず体重は両条件で同様の減少が確認されました。

これは「日々の生活をアンダーカロリーにした関係で、身体に蓄えていたエネルギーを消費した」というだけで、特筆すべきところは特にないでしょう。

注目したいのは、

体脂肪量:8.5時間睡眠で大きく減少
筋肉量:5.5時間睡眠で大きく減少

⇧ この部分で、つまり「睡眠時間が長いほど体脂肪を落としやすく、睡眠時間が短いほど筋肉を落としやすくなる」と言えます。

個人的な感想

何をもって、ダイエットの「成功」とするかは人それぞれで違うかと思いますが、おそらくほぼ全ての方が「体脂肪のみを落として、筋肉は極力落とさないように (または増やす) 」をゴールにされている印象を受けます。

日々の生活をアンダーカロリーにすることによって、確かに体重は間違いなく落ちるみたいですが、その内訳が変わることを考えると、睡眠時間はより長く取るに越したことはなさそうです。

ここでは、睡眠がダイエットに及ぼす影響についての報告を紹介しましたが、これ以外にも「トレーニングの効果」や「傷害リスク」との関係性を調べたものもいくつか存在します。

睡眠時間の長さがトレーニングの効果や傷害リスクに及ぼす影響について

それに関しては、上のブログをご覧いただきたいのですが、そういった類の論文を読む限り「8時間前後」の睡眠時間を確保できていれば、ダイエットおよびトレーニングの効果、そして傷害リスクに害悪はなさそうです。

最後に

今回は「【体脂肪燃焼】睡眠時間の長さとダイエットの効果に関係性はあるのか?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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