札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「** 点から線に、そこから面に、そして最後は立体に ** トレーニングの指針」というタイトルで記事を書いていきます。
※ トレーニングメニューを作成するにあたっての「考え方」と言いますか「哲学」と言いますか、そんな内容のブログとなっていまして、若干面白みに欠けるかもしれません。。。
点から線に
トレーニングでしっかりとした結果を出したいのであれば、効果を決定する要因である「重量」「回数」「セット数」などの変数を適切に設定しなければいけません。
重量に焦点を当てると、例えば高重量は筋力を効率的に向上させ、中重量は筋肉量を効率的に増加させ、みたいな報告はいくつもなされており、戦略的に設計することによって、トレーニングで出せる結果はより大きいものへと変化します。
しかし先述したように、トレーニングで得られる効果は重量だけでなく、回数・セット数など他の要因との組み合わせで左右されるため、しっかりとした結果を出したいのであれば、重量という「点」のみでなく、回数という「点」セット数という「点」に対しても意識をすることが重要です。
イメージとしてはこんな感じで、
要は「効果」というカテゴリーに属す何個もの点を「線」へと昇華させ、原則それが長いほど最終的にはトレーニングでしっかりとした結果を出すことに繋がる、といったところでしょうか。
よって、重量・回数・セット数の3点で終わるよりは、さらに「セット間休憩時間」「頻度」「所要時間」などを追加した6点を考慮した方が線は長くなるため、後者の方が大きな効果を期待できます。
そこから面に
先ほど、点から線にする重要性をお伝えしましたが、一次元的に長さを伸ばすだけでは不十分で、トレーニングでしっかりとした結果を出すことは困難です。
トレーニングでしっかりとした結果を出すためには「継続」が前提になり、効果だけでなく「疲労回復までの日数」や「心理的な負担」など、別のカテゴリーにも配慮しなければいけません。
イメージとしてはこんな感じで、
要は、1つのカテゴリー = 線を伸ばすことは当然に、他のカテゴリーとの兼ね合いも考える = 二次元的に「面」へと昇華させ、原則それが広いほど最終的にはトレーニングでしっかりとした結果を出すことに繋がる、といったところでしょうか。
ちなみに、この面の広さを私は「クオリティ = 質」と呼んでいます。
そして最後は立体に
「点から線に、そこから面に」のもと作成されたトレーニングメニューは、クオリティの高いプログラムとして機能します。
重量・回数・セット数の3つから組まれたメニューと、重量・回数・セット数・セット間休憩時間・頻度・所要時間、および疲労回復までの日数・心理的な負担の様々な要素から組まれたメニューとでは、間違いなく後者の方が質は上でしょう。
では「これで完成なのか?」と問われると、短期的には「はい」かもしれませんが、長期的には「いいえ」となり得ます。
なぜなら、トレーニングを実施し続ければ筋力の向上・筋肉量の増加等が起こり、トレーニングメニューをアップデートする必要がある、言い換えるならば、レベルアップさせた別の面を適宜作り込む必要があるからです。
これが何枚にも重なると、つまり厚みが増すことになり、こうしてやがては「立体」へと洗練されます。
最後に
今回は「** 点から線に、そこから面に、そして最後は立体に ** トレーニングの指針」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
特に真新しいことは何もなく、おそらく皆様が日常的に取り入れているトレーニングメニュー作成の流れを言語化したに過ぎませんが、こういった「考え方」「哲学」を理解しておけば、筋トレ迷子になる確率はグーンと減るでしょうし、仕事とか人間関係とか、異なるジャンルにも応用が効くかもしれません。
もっとも、線が長く & 面が広く & 厚みがあるプログラムが必ずしも優秀とは限りませんが、優秀なプログラムは線が長く & 面が広く & 厚みがある印象を受けます。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
次回作もご期待ください。
札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。