札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
お客様からよくいただくご質問の1つに「トレーニングの消費エネルギー」があります。
ダイエットを行うにしろバルクアップを狙うにしろ、その運動でどれほどのカロリーが使われるかを把握しておくことは非常に重要です。
当サイトでは、これまでこのトピックに関連したブログをいくつか投稿しているのですが、
トレーニングの消費カロリー 筋トレはどれくらいのエネルギーを使うのか?
自重トレーニングのカロリー消費量はどれくらい?ダイエットへの応用について
筋トレの消費エネルギー トレーニングではカロリーをほとんど消費しない?
1分・1時間あたりの目安については触れていませんでした。
今回は「トレーニングで使われるカロリー / 1分・1時間あたりの消費エネルギーを紹介」というタイトルで記事を書いていきます。
トレーニングの消費エネルギー
この研究では、トレーニング経験が少なくとも12ヶ月以上ある若年男性を対象に、3つの異なる負荷条件でのプログラムを実施し、その際の消費エネルギーについてを調べています。
流れはこんな感じで、
・月曜日:低強度の日 60%1RMの負荷で15回を2セット。
・木曜日:中強度の日 75%1RMの負荷で10回を3セット。
・日曜日:高強度の日 90%1RMの負荷で5回を6セット。
それ以外の種目・セット間休憩時間・動作速度など他の変数は統一されていました。
種目 (全部で8種目) | チェストプレス・ペックデック スクワット・ラットプルダウン アームカール・トライセップスエクステンション ハムストリングカール・クランチマシン |
セット間休憩時間 | 2分 |
動作速度 | 片道1秒・往復2秒 |
結果は以下の通りです。
・1分あたりの消費エネルギーは、セット間の休憩時間を含んで低強度で最も大きく高強度で最も小さかった。
・1分あたりの消費エネルギーは、セット間の休憩時間を含んで低強度で「6.49 ± 1.01kcal」高強度で「5.27 ± 1.03kcal」だった。
先ほど紹介した研究の参加者データですが、平均身長は183㎝・平均体重は84㎏・平均年齢は23歳・平均アームカール最大挙上重量は47㎏となっており、一般レベルではかなりのマッチョマンに分類されるかと思います。
プログラムにより1分あたりの消費エネルギーには違いが見られ、セット間の休憩時間を含み、
・低強度で最も大きく高強度で最も小さかった。
・低強度で「6.49 ± 1.01kcal」高強度で「5.27 ± 1.03kcal」だった。
このようになったみたいです。
「低強度は重さが軽く、高強度は重さが重いのになぜ前者の方がエネルギーをより消費したんだ?」と疑問を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは回数であったり、所要時間に対してのセット間休憩時間の比率が関係していると推測されます。
中強度に関しては具体的な数値の記述がないのですが、グラフを見る限りおそらく「6kcal行くか行かないか」くらいでしょうか。
ここに個人的な経験論も加えると、1分あたりの消費エネルギーは、
男性 | 女性 | |
上級者 | 7kal | 6kca |
中級者 | 6kcal | 5kca |
初級者 | 5kcal | 4kca |
この前後に収まるかな〜、、といった印象です。
よって、1時間あたりの消費エネルギーは、
男性 | 女性 | |
上級者 | 420kal | 360kca |
中級者 | 360kcal | 300kca |
初級者 | 300kcal | 240kca |
ほどになるかと。
最後に
今回は「トレーニングで使われるカロリー / 1分・1時間あたりの消費エネルギーを紹介」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。