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大豆・ ソイプロテインはテストステロンやトレーニング効果に悪影響を及ぼすって本当?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

特に男性において、大豆(植物性タンパク質)の摂取はトレーニング効果に悪影響を及ぼすと言われることがあります。

皆様ご存知の通り、大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、男性ホルモンであるテストステロン濃度を低下させ女体化に向かうのでは?との理由からです。

そのため、トレーニーに推奨されるプロテインは動物性タンパク質を主成分としたホエイであり、ソイが選ばれることはほぼありません。

しかしこれ、、、本当なのでしょうか?

今回は「大豆・ ソイプロテインはテストステロンやトレーニング効果に悪影響を及ぼすって本当?」というタイトルで記事を書いていきます。

メタアナリシス

Neither soy nor isoflavone intake affects male reproductive hormones: An expanded and updated meta-analysis of clinical studies

この研究では、大豆またはイソフラボンの摂取が、男性のテストステロン濃度にどう作用するのかについてを調べています。

2010年 〜 2020年の間に公開された41本の論文を解析した感じです。

結果、大豆またはイソフラボンの摂取が、男性のテストステロン濃度に悪影響を及ぼすことは認められませんでした。

つまり、冒頭で触れた「大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、男性ホルモンであるテストステロン濃度を低下させ女体化に向かうのでは?」=「トレーニング効果に悪影響を及ぼすのでは?」の根拠はないとまとめられます。

大豆・ ソイプロテインでもトレーニング効果を得ることは十分に可能

ソイプロテインは筋肉がつかない?ホエイプロテインとの効果の違い

以前、上に添付したブログでも投稿しているのですが、ソイプロテインでもホエイプロテインでも、言い換えると大豆を主成分とした植物性タンパク質でも動物性タンパク質でも、同様の筋肉量増加や筋力向上が見られたとの報告がなされています。
※ 体重1kgあたり1.6gのタンパク質を摂取した場合。

そのため、大豆・ ソイプロテインがテストステロンやトレーニング効果に悪影響を及ぼす心配は無用、と捉えて差し支えないでしょう。

もっとも、豆腐や納豆といった大豆製品は100gあたりのタンパク質含有量が比較的少なく、またそれだけだと不足しがちな栄養素も存在するため、個人的には肉・魚・卵なども摂取されることをオススメします。

最後に

今回は「大豆・ ソイプロテインはテストステロンやトレーニング効果に悪影響を及ぼすって本当?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



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