札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「間欠的ファスティングはシンプルなカロリー制限よりもダイエットに有効か?」というタイトルで記事を書いていきます。
間欠的ファスティングとメタアナリシス
以前投稿した「断続的断食 vs. カロリー制限 間欠的ファスティングの効果について」のブログと被るのですが、ダイエットを成功させる食事プランの1つに「間欠的ファスティング」があります。
間欠的ファスティングは「時間制限食」「断続的断食」とも呼ばれており、エネルギーを摂取しない時間帯を設けるという方法で、有名なものとしては「16時間ダイエット」が挙げられるでしょうか。
シンプルに食べる量を減らす既存のカロリー制限と比較して、間欠的ファスティングは体重や体脂肪を落とす効果が高いとメディアで紹介されることもあり、ここ5年ほど前から優秀なダイエット戦略として広まった印象です。
実際、当ジムにお通いのお客様でも、間欠的ファスティングを実践したご経験がある方は多くいらっしゃいました。
先述した通り、間欠的ファスティングはダイエットを成功させる優秀な食事戦略として知られているわけですが、例えば脂っこいものを控えたり、例えば野菜を多く摂りつつも主食を抑えたりといった、古くから存在するカロリー制限よりも果たして本当に効果的なのか? には疑問が残ります。
そんな中去年の2024年、間欠的ファスティングとカロリー制限のダイエット効果を分析したメタアナリシスが公開されました。
その結果がこちらです (主要な部分のみを抜粋しています) 。
・間欠的ファスティングによってもたらされる効果は、摂取カロリーが減ったからによるもの。
・摂取カロリーが等しい場合、間欠的ファスティングとカロリー制限の効果に差はない。
・空腹感や疲労感に関しては、間欠的ファスティングよりもカロリー制限の方で有意に低かった。
つまり「間欠的ファスティングには、確かに体重や体脂肪を落とす効果がある。しかし、これは食事ができる時間・できない時間を決めたことで、摂取カロリーが減ったのが本質的な理由。トータルで見たとき食べた量が同じなのであれば、カロリー制限との違いはほぼない。むしろ、お腹の空き具合や気だるさは、カロリー制限よりも間欠的ファスティングの方が強く出る可能性も考えられる。結論としては、どっちのやり方でも良いので好きな方を選んで」こんな感じにまとめられるでしょう。
最後に
今回は「間欠的ファスティングはシンプルなカロリー制限よりもダイエットに有効か?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。