札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「有酸素運動によるダイエット効果は食事前か食事後かで変わるって本当?」というタイトルで記事を書いていきます。
有酸素運動とダイエット効果
ご存知の通り、ランニングやサイクリングをはじめとした有酸素運動には、体脂肪を減少させるにあたって一定の効果が認められています。
おそらく皆様の周りにも、何かしらの運動を実施して(食事制限には取り組まず)ダイエットに成功された方がいらっしゃることでしょう。
結局のところダイエットを成功させるためには「アンダーカロリー」と言って、日々のカロリー収支をマイナスにする必要があります。
例)2000kcalの摂取、2700kcalの消費
そして、アンダーカロリーを作り出す手段の1つに「有酸素運動の実施」が挙げられ、もしそれを達成できるのであれば、ランニングやサイクリングなど様式問わず体脂肪を減少させることが可能です(効果には差が出るかと思いますが)。
しかしながら有酸素運動によるダイエット効果は行うタイミング、つまり「食事前」か「食事後」かで変わると言われることがあります。
個人的な印象ですが、食事前 = 特に朝の空腹時に行う有酸素運動は脂質の燃焼を効率化し、食事後と比較して体脂肪の減少効果が高い、と広まっているイメージです。
これ、本当なのでしょうか?
食事前 vs. 食事後
Body composition changes associated with fasted versus non-fasted aerobic exercise
この研究では、平均年齢20代前半の若年女性を対象に「食事前運動グループ」と「食事後運動グループ」のいずれかに分け、体重や体脂肪量がどのように変化するのかについてを調べています。
< 各条件の概要 >
・食事前運動グループ:朝空腹の状態で有酸素運動(ランニング)を行う。運動終了後に250kcalの食事を摂取。
・食事後運動グループ:朝250kcalの食事を摂取した後有酸素運動(ランニング)を行う。
ランニングは各60分週3回の頻度で約1ヶ月行われ、食事プランも個別に応じて指示が出されました(アンダーカロリーの程度が同じ)。
= 結果 ==
| 食事前グループ | 食事後グループ | |
| 体重 | −1.6kg | −1.0kg |
| 体脂肪量 | −1.1kg | −0.7kg |
両グループで体重と体脂肪量は有意に減少したが、グループ間で差は見られなかった。
よって、有酸素運動によるダイエット効果は行うタイミング、つまり「食事前」か「食事後」かに関係なく同様である、とまとめられます。
食事前 vs. 食事後 ダイエットでランニングを行う際の注意点 以前も似たブログを投稿しており、そこでの内容とかなり被ってしまうのですが「有酸素運動によるダイエット効果は行うタイミングにほとんど依存しない」と捉えていただき問題ありません。
重要なのは「継続できるか?」「トータルどれほどのカロリーを消費できるか?」です。
最後に
今回は「有酸素運動によるダイエット効果は食事前か食事後かで変わるって本当?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。

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