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トレーニング

筋トレで “スクワットパッド” を使用するメリット・デメリットについて

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

女性や、筋トレ経験の浅い方にオススメされるトレーニンググッズの1つに「スクワットパッド」と呼ばれるツールがあります。

スクワットパッドは、どこのフィットネス施設にも置いているであろう非常にメジャーなもので、皆様もよく目にしているかと思うのですが、これの使用にはどのようなメリット・デメリットが存在するのでしょうか?

今回は「筋トレで “スクワットパッド” を使用するメリットとデメリットについて」というタイトルで記事を書いていきます。

メリット・デメリット

まずはメリットについてですが、やはり何と言っても「痛みの軽減」が挙げられます。

スクワットパッドは、名前の通りスクワットで度々使用されますが、クッション性のある素材ゆえ、バーベルを担ぐ際に生じる首・肩周辺への痛みを軽減させることが可能です。

スクワット以外にも、リバースランジやカーフレイズなど、同じくバーベルを担ぐ種目であれば何にでも対処でき、またバーベルを股関節に乗せるヒップスラストなんかにも応用が利きます。

痛みがある状態でのトレーニングは、そこに気が取られてしまい運動どころの話ではなくなりますので、そんな時はスクワットパッドを有効活用するべきでしょう。


次はデメリットですが、例えば「傷害のリスク上昇」が考えられます。

上のイラストは、バーベルを首の付け根付近 = 高い位置に担いだハイバースクワットと、バーベルを肩甲骨付近 = 低い位置に担いだローバースクワットを示したものですが、上半身傾斜角度や股関節屈曲角度の違いが見て取れるでしょうか?

バーベルを担ぐ場所の関係上、ハイバースクワットでは重心の位置が高くなり、逆にローバースクワットでは重心の位置が低くなり、バランスを取るためにこのような姿勢 = フォームになる傾向が確認されています。

つまり「ハイバースクワットでは上半身が起きやすく膝が前に出やすい、ローバースクワットでは上半身が起きにくく膝が前に出にくい」ということです (あくまでも「傾向」です) 。

よって、スクワットでパッドを使用すると、その厚みの影響でバーベルを担ぐ場所、および重心の位置が場合によってはさらに高くなり「上半身がより起きやすく膝がより前に出やすい」という状況へと変移します。

「上半身がより起きやすく」は特別問題ないかと思いますが「膝がより前に出やすい」は膝関節に過剰な負担を生じさせ、傷害のリスクを上昇させてしまうかもしれません。

最後に

今回は「筋トレで “スクワットパッド” を使用するメリット・デメリットについて」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

ちなみに、ここで紹介したスクワットパッドを使用するデメリットですが、これは「強いて言うなら」程度のレベルです。

個人的には、プニプニ感が変に気になるとか、バーベルとの一体感が薄れ安定性が悪くなる気がしないでもないとか、そんな理由でスクワットパッドを使用することは基本ありませんが、痛みの軽減というメリットを最大限享受できているのであれば、積極的に利用してもOKと考えています。

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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