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トレーニング

フォームの重要性 フォームの違いがベンチプレスの挙上重量に及ぼす影響

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

特に男性からの人気が高いトレーニング種目に「ベンチプレス」があります。

ベンチプレスで高重量を上げることは、おそらく多くのトレーニーにとっての憧れであり、実際私も「ベンチ、何kg持てるんですか?」と、これまで700回くらい質問されてきました。

今回は「フォームの重要性 フォームの違いがベンチプレスの挙上重量に及ぼす影響」というタイトルで記事を書いていきます。

フォームの違いがベンチプレスの挙上重量に及ぼす影響

Flat-Back vs. Arched-Back Bench Press: Examining the Different Techniques Performed by Power Athletes

研究内容を簡単に解説します。

パワーリフターやウエイトリフターなど、高度なトレーニング経験者を対象に「フラットバック」と「アーチバック」でベンチプレスを実施した。

両パターンで、最大挙上重量・バーベルの移動距離などを計測した。

・最大挙上重量:フラットバックよりもアーチバックで4.2kg重かった。
・バーベルの移動距離:フラットバックよりもアーチバックで28 〜 47㎜短かった。


この研究では、高度なトレーニング経験者を対象に、フラットバックとアーチバックにおける、ベンチプレスの最大挙上重量・バーベルの移動距離などを計測しています。

フラットバックは頭部・肩甲骨・胸椎・臀部・足 (かかと) の5点接地で行われ、腰椎の自然な前弯を維持し意図的にその湾曲角度を強めないように、アーチバックは同じく5点接地ではあるものの、腰椎の前弯を強める (腰を反る) ように指示されました。

そして結果ですが、最大挙上重量はフラットバックよりもアーチバックで4.2kg重く、バーベルの移動距離はフラットバックよりもアーチバックで28 〜 47㎜短かったとのことです。

つまり「ベンチプレスで腰をグイッと反ると、胸の位置が高くなる関係で、バーベルを動かす距離が短くなり、より高重量を持ち上げることができますよ」ということになります。

フォームの重要性について

ベンチプレスの経験者であれば、この研究結果は「うん、やはりそうなるよね」と頷かれるところだと思うのですが、個人的に強調してお伝えしたいのは、フォームを変えることによって、最大挙上重量やバーベルの移動距離も変わる =「フォームが変われば、得られる結果も変わる」という点です。

これは、何もベンチプレスに限ったことではなく、例えばスクワットやデッドリフトなど、その他様々なエクササイズにも当てはまります。

当ジムのパーソナルトレーニングでは、個々に合わせた「適切なフォーム」の習得を超重要視しているのですが、それは効果であったり、または安全性であったり、得られる結果が変わるからに他なりません。

適切なフォームでなくして、得たい結果を得ることはできません。

が、正直な話、フォームが丁寧なトレーニーを他ジムで見かけることは、あまり多くない印象です。

不適切なフォームは、狙った筋群に刺激が入らないだけでなく、怪我のリスクをも高めます。

「フォームが少し変わるだけで、得られる結果は大きく変わる」ことを念頭に置き、トレーニングに励んでいただければ幸いです。

最後に

今回は「フォームの重要性 フォームの違いがベンチプレスの挙上重量に及ぼす影響」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

今日は短文でした。

次回作もご期待ください。

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