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トレーニング

高齢者はトレーニングをはじめとした運動を取り入れた方が絶対に良い

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

最近さまざまな情報媒体で、トレーニング (筋トレ) の重要性を説くコンテンツが流れています。

トレーニングには、筋肉量や筋力の増加だけでなく、例えば高血圧の改善・骨密度の上昇・睡眠の質向上など実に多数のメリットが確認されており、特に高齢者においては積極的な実施が推奨されている印象です。

しかし、そうとは分かっていながらも、なかなかトレーニングを始められないご高齢の方は多いのではないでしょうか?

今回は「高齢者はトレーニングをはじめとした運動を取り入れた方が絶対に良い」というタイトルで記事を書いていきます。

トレーニングの実施が高齢者における身体能力に及ぼす影響について

Longitudinal analysis of physical function in older adults: The effects of physical inactivity and exercise training

上の研究では、平均年齢が70歳を超える高齢者を「トレーニングプログラムに参加しているグループ (最大週3日) 」と「日常的に非活動なグループ」の2つに分け、1年間で身体能力がどのように変化するのかについてを調べています。

トレーニングプログラムは「Gerofit」と呼ばれるもので、その場での足踏みや、ゴムチューブを使った上半身エクササイズ・スクワット等で構成されており「強度の低い筋トレ」をイメージしてもらえれば大きな問題はありません (下の動画を参照) 。

身体能力は「6分間の歩行テスト」「30秒間の椅子立ち上がりテスト」「Up & Goテスト」の3種類で測定され、各テストの詳細は以下のようになっています。

・6分間の歩行テスト:6分間でどれだけの距離を歩行することができるか?
・30秒間の椅子立ち上がりテスト:30秒間で「椅子から立つ ⇨ 椅子に座る」を何回繰り返すことができるか?
・Up & Goテスト:椅子から立ち、数メートル離れたところに置かれたコーンを回り、また椅子に座るまでどれくらいの秒数がかかるか?

6分間の歩行テストは有酸素的な能力の、30秒間の椅子立ち上がりテストは下肢の筋力の、Up & Goテストは動的バランス能力や移動能力の指標と定められたみたいです。

そして結果ですが、⇩ こんな感じになりました。

トレーニングプログラムに参加しているグループは、6分間の歩行テストの距離が10.9%伸び、30秒間の椅子立ち上がりテストの回数が30.6%増え、Up & Goテストの秒数が9.2%縮んだのに対し、日常的に非活動なグループは、6分間の歩行テストの距離が18.7%縮み、30秒間の椅子立ち上がりテストの回数が24.5%減り、Up & Goテストの秒数が19.4%伸びています。

つまり、トレーニングプログラムに参加しているグループは、加齢による身体能力の低下を抑制できた一方で、日常的に非活動なグループは、加齢による身体能力の低下が顕著に表れたということです。

最後に

今回は「高齢者はトレーニングをはじめとした運動を取り入れた方が絶対に良い」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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