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トレーニング

ダイエッター必見 トレーニングをした「部位」は細くなるの?太くなるの?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

インターネットやSNSなんかを眺めていると「女性必見!スクワットで太ももを細く引き締めましょう!」や「男性必見!スクワットで太ももを太く逞しくしましょう!」みたいなセリフを見かけます。

どちらも「トレーニングで身体を変える」「スクワットで太ももを変える」という点は共通していますが、前者は「細く」を、後者は「太く」をうたっています。

相反する主張のように感じますが、結局のところどっちが正解なのでしょうか?

今回は「ダイエッター必見 トレーニングをした「部位」は細くなるの?太くなるの?」というタイトルで記事を書いていきます。

その部位の「太さ」を決める要因について

本題に入る前に、まずはその部位の「太さ」を決める要因について確認をしていきましょう。

ここでは説明をわかりやすくするため、先ほど挙げた太ももを例に取っていきますが、基本的にその部位の太さは、筋肉と脂肪2つの要因が大きく関係しています。

詳しく知りたい方は、解剖学の書籍などをお読みいただきたいのですが、簡単にイラストに書き出すとこんな感じです ↓

本当に簡単になっていて申し訳ないくらいなのですが、これは太ももを輪切りにしたもので、中心の白が骨 (大腿骨) 、その外のピンクが筋肉 (大腿四頭筋とかハムストリングスとか) 、さらに外の黄色が脂肪だと思ってください。

厳密には、この中に神経・血管なども入っているのですが、それらは今現在関係がないので省略しています。

また、お腹や背中・胸などに関しては、内臓や肩甲骨・肋骨などがあるためもう少し複雑になりますが、四肢は同様です。

ここで、筋肉と脂肪の厚みを変化させてみましょう (骨は変化させません) 。

例えば、写真A 筋肉が少し増え脂肪がかなり減った場合の直径は元より細く、写真B 同程度筋肉が増え脂肪が減った場合の直径は元のまま変わらず、写真C 筋肉がかなり増え脂肪が少し減った場合の直径は元より太くなります。

こんな感じで、基本的にその部位の太さは「筋肉と脂肪がどれくらいあるのか?」によって変わってくるわけです。

どっちも正解?

では、ここから本題に入っていきたいと思いますが、そもそも「筋肉をつける」は「筋肉を太くする」と同意義です。

そして、筋肉をつける有効な手段の1つとしてトレーニング、すなわち筋トレがあります。

栄養素が足りていない場合は、いくらトレーニングを行おうと筋肉がつくことはありませんが、適切に栄養素が摂れているのであれば、トレーニングを行えば行うだけ筋肉がつきます。

と、いうことを踏まえたうえで、冒頭のセリフを思い出してみましょう。

まず1つ目の「女性必見!スクワットで太ももを細く引き締めましょう!」ですが、適切な食事・適切なトレーニングを行い、先ほど紹介した写真Aに近づくと、直径が小さくなるほか、筋肉によるラインが浮き彫りになってきますので「細く引き締める」と表現できるかと思います。

一方2つ目の「男性必見!スクワットで太ももを太く逞しくしましょう!」ですが、こちらも適切な食事・適切なトレーニングを行い、先ほど紹介した写真Cに近づくと、直径が大きくなるほか、筋肉によるラインが浮き彫りになってきますので「太く逞しく」と表現できるかと思います。

つまり「細く引き締める」も「太く逞しく」も、一見相反する主張のように感じるかもしれませんが、最終的なゴール地点をどこに置いているかの表現が違うだけで、どっちも正解です。

その部位の太さを決める2つの要因、筋肉と脂肪を、食事とトレーニングを通じ「どれくらいどうするか?」によって、得られる結果や見た目は変わってくるわけです。

最後に

今回は「ダイエッター必見 トレーニングをした「部位」は細くなるの?太くなるの?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。

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