札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「ダイエットを成功させるために アンダーカロリーを理解しておこう」というタイトルで記事を書いていきます。
※ここでは、ダイエットを「身体を細くすること」と定義してお話ししていきます。
アンダーカロリーとは?
まず、私たちは歩いたり呼吸をしたりと、常日頃から身体を動かしています (身体が動いています) 。
車を走らせるにはガソリンが必要になるように、身体を動かすにもエネルギーが必要です。
このエネルギーは、一般的に「kcal (キロカロリー) 」という単位で表され、身体を動かした際に使われたエネルギーは消費エネルギー (または消費カロリー) と呼ばれています。
一方、そのエネルギーは食事によって補給をするわけですが、そうして得られたエネルギーが摂取エネルギー (または摂取カロリー) です。
アンダーカロリーとは、この消費カロリーと摂取カロリーを比べた時、消費カロリーの方が摂取カロリーよりも多い、摂取カロリーの方が消費カロリーよりも少ない状態を指します。
消費カロリー>摂取カロリー
ちなみに、消費カロリーの方が摂取カロリーよりも少ない、摂取カロリーの方が消費カロリーよりも多い状態はオーバーカロリー、消費カロリーと摂取カロリーがイコールの状態はメンテナンスカロリーなどとも呼ばれます。
アンダーカロリーはダイエットを成功させる絶対条件
随分前から様々なダイエット方法が考案され続けていますが、いずれにせよダイエットを成功させるために必要な条件はただ1つしかありません。
それがアンダーカロリーです。
これは「出費」「給料」「貯金」を例に出すとわかりやすくなります。
例えば、ひと月の出費が30万円、給料が20万円だとすると、不足の10万円分は貯金を切り崩すことになるかと思います。
上で説明したことが私たちの身体でも起きており、消費カロリーが3000kcal (出費) 、摂取カロリーが2000kcal (給料) だとすると、不足の1000kcalは体脂肪をはじめとした身体組織を分解して (貯金を切り崩して) 補うことになるわけです。
そして実際、アンダーカロリーにすることで体重や体脂肪の減少が確認されています (1) 。
様々あるダイエット方法、どれを選べば良いのか?
先ほど、ダイエットを成功させるためにはアンダーカロリーが絶対条件になるとお伝えしました。
しかし、世の中には様々なダイエット方法が出回っており、そのどれを選べば良いのか悩まれている方も多くいらっしゃることでしょう。
これに関してはなかなか難しいのですが、極論、アンダーカロリーであればなんでも構いません。
アンダーカロリーであれば、理想的なボディラインかどうかは別として身体は細くなります。
例えば、有名なダイエット方法に糖質制限と脂質制限がありますが、どちらもダイエット効果は同じとのことです (2) 。
しかし、せっかくダイエットをするのであれば楽に越したことはないでしょうし、健康的に理想のボディラインを手にするべきかと思います。
とすると、流行りのダイエット方法に流されるのではなく、
・タンパク質は豊富に
・栄養素は偏らずバランスよく
・野菜、きのこ、海藻などを積極的に
・水分も忘れず etc.
のように、昔から言われている基本に忠実になるのが重要かと思います。
最後に
今回は「ダイエットを成功させるために アンダーカロリーを理解しておこう」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
参考文献
(1) Similar weight loss with low-energy food combining or balanced diets
(2) International society of sports nutrition position stand: diets and body composition