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ダイエット

ダイエットを成功させるために リバウンドの原因は食欲の増加?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

人それぞれで異なるでしょうが、大多数の方におけるダイエットの「成功」は「その体型を維持し続ける」になるかと思います。

言い方を変えると「リバウンドをしない」が、ダイエットにおける本当の意味でのゴールになるはずです。

しかし、一切のリバウンドをせず、そのダイエットを人生最後のものにできる方は、かなり少数な印象を受けます。

実はこれ、しっかりとした理由があるんです。

今回は「ダイエットを成功させるために リバウンドの原因は食欲の増加?」というタイトルで記事を書いていきます。

体重の減少と食欲の増加の関係について

How Strongly Does Appetite Counter Weight Loss? Quantification of the Feedback Control of Human Energy Intake

⇧ の研究では、体重の減少と食欲の増加の関係についてを調べています。

内容を簡単に説明すると、まずは医薬品である「カナグリフロジン」を被験者に投与しました。

カナグリフロジンは、2型糖尿病の治療薬として用いられており、尿中へグルコースの排泄を促進する作用を持っているとのことです。

本来なら、食事を摂る ⇨ 消化・吸収が起こる ⇨ 体脂肪として蓄えられる、という流れになりますが、この医薬品を投与すると、食事を摂る ⇨ 消化・吸収が抑制される ⇨ 体外へ排出される、という流れになる、とイメージしていただければ大きな問題はないかと思います。

よって、このカナグリフロジンを投与すると、自然と摂取カロリーが少なくなり、やがては体重の減少へと繋がります。

結果ですが、まず被験者の体重は、日を追うごとに減少が確認され、もちろん個人差はあるものの、おおよそ1年間で約3 〜 5kgのマイナスになりました。

これに関してはそのままで、特筆すべきところは特にないでしょう。

問題は食欲なのですが、体重が1kg減少するごとに、1日あたり100kcalほど摂取カロリーの増加が認められたとのことです。

つまり「体重を落とせば落とすほど、食欲はどんどん増していった」と考えられます。

なぜこのようなことが起きたのかというと、空腹に関連するホルモン分泌量、および自律神経活動の変化等が関わっていると推測されますが、おおまかには「摂取カロリーの低下による飢餓を避けるため、身体を元の状態に戻そうとする仕組みが働いた」と言って差し支えないはずです。

リバウンドをしないために

先ほど紹介した研究をもとにすると、ダイエットにおけるリバウンドは、ある意味仕方のないことと言えます。

しかし、リバウンドを「仕方のないこと」で片付けてしまうと、ダイエットの成功はいつまで経っても叶いません。

よって、そのダイエットを人生最後のものにするには、食事への欲求を抑えつける「気合・根性・忍耐」みたいな気概だけでなく、リバウンドをしないための「環境づくり」や「習慣」を徹底させる必要があるはずです。

では、具体的にどうすれば良いのかというと、当ジムでは以下の2点をオススメしています。


1つ目が「トレーニングの実施」です。

トレーニングを行い消費カロリーを増加させ、かつ筋肉もつけていきます。

そうすれば、仮に食欲を我慢できなくなったとしても、全部は無理かもしれませんが、ある程度の相殺が可能なはずです。

2つ目が「脂質が少なめな肉類と魚介類・野菜・きのこ・海藻、および水分の十分かつ優先的な摂取」になります。

「食事を摂る際は、まず鶏胸肉のサラダとコップ一杯の水 (要は高タンパク質 & 低カロリーの食品) からスタートする」みたいな感じです。

そうすれば、仮に食欲を我慢できなくなったとしても、全部は無理かもしれませんが、ある程度満たされるかと思います。

最後に

今回は「【深いスクワット】スクワットで深くしゃがむと膝を痛めるは本当か?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

「ダイエットで失敗する奴は意志が弱い」みたいなセリフをよく耳にしますが、実際そんなことはないみたいです。

「ダイエットと意志の力は一切関係ない」とは全く思いませんが、成功させるためには、リバウンドをしないためには、やはり環境づくりであったり習慣であったり、他の要因も非常に大きく関わってきます。

もし、ダイエットを成功させるコツがあるのであれば、それは「真っ向勝負」ではなく「上手くいなす」なのかもしれません。

次回作もご期待ください。

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