札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
ダイエットについてを調べると「摂取カロリーが1日あたり1,000kcalを下回るのは危険」こんな感じの文章をよく目にします。
体脂肪を減らす方法として、食事 = 摂取カロリーを制限する際1,000kcal / 日以下だと様々な悪影響が出ますよ、といった意図が込められているかと思うのですが「1,000kcal」この数値には何か理由があるのでしょうか?
今回は「ダイエット 摂取カロリーが1日あたり1,000kcalを下回るのは危険って本当?」というタイトルで記事を書いていきます。
結論
少なくとも私が知る限り「1,000kcal」という数値に科学的な根拠は存在しません。
ダイエットにおいて、摂取カロリーをどれくらいに設定するかは目的や状況で変わり、ケースによっては1,000kca / 日を下回ることだってあるでしょう。
また、絶食の世界記録は「382日間」であり、健康に対する有害な影響は認められなかったとの報告もなされています。
詳しくは「1年間の絶食? 人間最大どのくらいの期間何も食べずに生きていけますか?」を参照ください。
よって、一概に「摂取カロリーが1日あたり1,000kcalを下回るのは危険」とは個人的に思えません。
一方「摂取カロリーが1日あたり1,000kcal以下を推奨できるか?」と問われると、その答えはほぼNOになります。
カロリー収支を過剰にマイナスにするデメリット
まず、ダイエットを成功させる = 体脂肪を減らすためには「摂取カロリー 1,500kcal・消費カロリー 2,000kcal」のように、日々のカロリー収支をマイナスにする必要があります。
このとき、どれほどのペースで体重が落ちるかは、どれほどカロリー収支をマイナスにしたかで決まると捉えていただいて、基本的に大きな問題はありません。
つまり「摂取カロリー 1,500kcal・消費カロリー 2,000kcal」と「摂取カロリー 1,950kcal・消費カロリー 2,000kcal」では「- 500kcal」と「- 50kcal」となり、前者の方がよりスピーディーに体重が落ちる、ということです。
しかしながら、カロリー収支を過剰にマイナスにするのはいくつかの懸念が伴います。
1つ目が「筋肉量減少」です。
カロリー収支の過剰なマイナスは、体脂肪だけでなく筋肉量減少の可能性が考えられます。これ以上一切筋肉を増やしたくない、むしろ落としたいという方はおそらく稀でしょう。
2つ目が「食欲の暴走」です。
カロリー収支の過剰なマイナスは、イコール食欲の過度な抑制とも言えます。強烈な空腹感でストレスが溜まり、一時的に体脂肪が落ちたとしてもその後リバウンドする危険性が高まるでしょう。
3つ目が「健康への弊害」です。
カロリー収支の過剰なマイナスは、ビタミン・ミネラルといった微量栄養素の不足に繋がります。骨密度の低下・生理不順・皮膚や髪のトラブルなどが生じては本末転倒でしょう。
ここでは、カロリー収支を過剰にマイナスにするデメリットとして3点を紹介しましたが、果たしてどれくらいカロリーを摂ればこのような状態にならないのかというと、大抵の場合1,000kcal / 日以上になる印象を受けます。
もちろん、摂取カロリーが1,000kcal / 日以下だと確実にカロリー収支は過剰にマイナスになる、摂取カロリーが1,000kcal / 日以上だと確実にカロリー収支は過剰にマイナスにならないとは限りませんが、それでも相応にそのリスクを回避することはできるはずです。
最後に
今回は「ダイエット 摂取カロリーが1日あたり1,000kcalを下回るのは危険って本当?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。