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トレーニング

年齢でトレーニングの効果は変わるか? 歳をとると筋肉がつきにくい?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

トレーニングの効果は、重量・回数・セット数などによって変わることが確認されていますが、年齢の違いによる影響は存在するのでしょうか?

今回は「年齢でトレーニングの効果は変わるか? 歳をとると筋肉がつきにくい?」というタイトルで記事を書いていきます。

年代の違いがトレーニングの効果に及ぼす影響について

Effect of Age on Muscle Hypertrophy Induced by Resistance Training

研究内容をザックリ書き出します。

若年成人 (22 〜31歳) 9名と、高齢者 (62 〜 72歳) 8名を対象に、週3回の頻度で3ヶ月間のトレーニングを実施した。

トレーニング前後で、上腕二頭筋・ハムストリングス・大腿四頭筋の筋肉量がどのように変化するのかを調べた。

若年成人高齢者
上腕二頭筋+ 22 ± 4%+ 9 ± 4%
ハムストリングス+ 8 ± 2%+ 1 ± 2%
大腿四頭筋+ 4 ± 1%+ 6 ± 2%

結果、上腕二頭筋とハムストリングスの筋肉量は、若年成人が高齢者と比較して大きく増加した。

大腿四頭筋の筋肉量は、グループ間で増加に差が見られなかった。

個人的な感想

こういった類の研究は他にもいくつか行われているのですが、それらを読む限り、筋肉量をはじめ筋力・パワーといった身体能力は、やはり年齢が若いほど成長の速度が凄まじい印象を受けます。

70代よりも60代の方が、50代よりも40代の方が、30代よりも20代の方がトレーニングの効果をより享受することができるでしょう。

ただ、強調しておきたい点が2つほどありますので、それを紹介します。


まず1点目が「年齢はトレーニングの効果を決める一要因に過ぎない」ということです。

冒頭で触れた通り、トレーニングの効果は、重量・回数・セット数などによって変わることが確認されていますが、それ以外にも可動域・フォーム・運動歴・栄養状況・精神的ストレス・睡眠時間にも左右されます。

よって、いくら年齢が下だからといって、他の要因を疎かにしてはトレーニングの効果は弱まりますし、いくら年齢が上だとしても、他の要因にしっかり取り組めばトレーニングの効果は相当高まるはずです。

具体的な数値を掲示することはできませんが、年齢 (老若) は、トレーニングの効果を決める要因の1割にも満たないような気がします。


次2点目が「トレーニングの効果はあるライン (年齢) で急激に変化しない」ということです。

つまり、トレーニングの効果は「年齢とともに緩やかに減少するもの」だと言えます。

トレーニングの効果を仮に数値化し、40 〜 49歳は「100」だけど、50歳になった瞬間「20」まで一気に落ちる、なんてことはありません。

よって、49歳よりも48歳、47歳よりも46歳、45歳よりも44歳からトレーニングを開始された方が、極論ですが何なら明日よりも今日の方が、よりその効果を享受できます。

最後に

今回は「年齢でトレーニングの効果は変わるか? 歳をとると筋肉がつきにくい?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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