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怪我

寝たきりの生活になると筋肉量や筋力はどれくらい減少するのか?

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

あまり良い話題ではありませんが、例えば怪我や病気にかかって、寝たきりの生活を送らなければいけない時は、無理をせず安静にするのが一番なわけですが、特にトレーニングをしている方においては「筋肉量や筋力が落ちてしまう!」と悲しくなることでしょう。

今回は「寝たきりの生活になると筋肉量や筋力はどれくらい減少するのか?」というタイトルで記事を書いていきます。

結論

Nonuniform loss of muscle strength and atrophy during bed rest: a systematic review

⇧ では、平均年齢にして20 〜 37歳の男女約300名を対象に、これまでに報告されたベッドレスト (基本的に寝たきりの生活) の研究において、筋肉量 (太もも前) や筋力 (膝を伸ばす力) に対し、どのような影響を及ぼすのかについてをまとめています。

結果をグラフ・表に示すとこんな感じです。

減少率短期 (5日)中期 (10日)長期 (35日)超長期 (120日)
筋肉量 (%)1.25.011.818.6
筋力 (%)3.69.921.232.4

論文中でも言及されていますが、ベッドレストによる筋肉量や筋力の減少は、初期の段階で急速に進行し、時間を経るにつれ緩やかに変化しています。

また、筋肉量と筋力の減少率には違いが見られ、筋肉量の約2倍の減少が筋力には生じるようです。

このようになった理由としては「神経系」が主な原因とされており、不活動な日常を送ることで、力を出しにくくなったためと考えられています。

個人的な感想

一口に「寝たきりの生活」とは言えど、誰かの介助が必要なレベルなのか、それとも自分一人で何とかなるレベルなのかでは、筋肉量や筋力の減少率も変わってくることでしょう。

とは言えど、やはり不活動な日常を送ることで、体力には相当な悪影響が及ぶのは間違いないみたいです。

しかし、ほとんどの場合、筋肉量や筋力の減少を焦る必要はないかと思います。

筋トレを休むと筋肉量・筋力が落ちるかもだけど案外簡単に取り戻せる」でも記載していますが、落ちた体力は比較的早期で元に戻ります。

そのため、例えば怪我や病気にかかって、寝たきりの生活を送らなければいけない時は、無理をせず安静にすることを心がけ、回復した頃合いを見計らい、そのタイミングでトレーニングの再スタートを切りましょう。

最後に

今回は「寝たきりの生活になると筋肉量や筋力はどれくらい減少するのか?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

短文でした。

次回作もご期待ください。

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