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トレーニング

トレーニングで効果を出すには継続が必須 無理に追い込む必要なし

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

今回は「トレーニングで効果を出すには継続が必須 無理に追い込む必要なし」というタイトルで記事を書いていきます。

継続は力なり

様々なジャンルに当てはまることだと思うのですが、基本的に「効果」はその日のうちに出ないものが多い印象です。

例えば学力にしても、勉強を1時間程度したくらいでは、テストの点数を10点・20点と引き上げることは難しいでしょう。

これはトレーニングにも同じことが言えます。

もちろん微々たるレベルでは、たとえ1時間のトレーニングだけであったとしても効果は出ているはずです。

しかし目に見えた効果となると、少なくとも2〜3ヶ月間前後それなりの期間が必要になります。

つまり、トレーニングで (目に見えた) 効果を出すには継続が必須になるということです。

無理に追い込まなくても筋肉は増える

先ほど、トレーニングで効果を出すには「継続」が必須になるとお伝えしましたが、これと同じくらい「追い込み」も必要になるというセリフを聞くときがあります。

「そもそも筋肉は追い込むことで発達するため、中途半端に刺激を入れたところでほぼ意味はない」こんな感じです。

しかし、最近の研究では無理に追い込まなくても = 限界まで疲労しなくても、筋肉は増えるという報告がなされています。

(1) では、追い込むグループと追い込まないグループを作り、12週間のトレーニングが最大挙上重量や筋断面積にどのような影響を及ぼすのかが調べられました。

力がどれくらいついたか (最大挙上重量) ?筋肉がどれくらい増えたか (筋断面積) ?を調べたわけです。

※本当は、追い込むグループが2つと追い込まないグループが1つで3グループ、他にも動作にかける時間 (秒数) を指定したりと少し複雑な研究デザインなのですが、ここでは説明をわかりやすくするためかなり簡潔にまとめています。

その結果、最大挙上重量・筋断面積ともに、どちらのグループでも同等の増加が確認されました。

無理に追い込まなくても、言い換えるならば「限界の手前でやめても」筋肉は増えるわけです。

もっとも、※印でお伝えした通りこの研究はデザインが少し複雑で、皆様が行われているであろうトレーニングにも同じ結果が得られるかどうかはわかりません。

しかし、個人的な経験にはなりますが、基本的にはどのようなトレーニングであろうと、無理に追い込まなくても筋肉は増えるという印象があります。

100点を狙うか?それとも70点を狙うか?

先ほど、無理に追い込まなくても筋肉は増えるという報告を紹介しました。

そして、トレーニングで効果を出すには継続が必須になるともお伝えしました。

ということを考えると、無理に追い込む必要はないように思えませんか?

無理に追い込み、仮に100点のトレーニングができたとしても、当然その際は強い疲労が生じるため、同じ内容をこれからも続けるにはかなりの労力・根気がいるはずです。

疲れ果て、途中で挫折する可能性がかなり高くなるでしょう。

一方、無理に追い込まず、仮に70点のトレーニングしかできなかったとしても、疲労はその分抑えられますので、同じ内容をこれからも続けるにあたっての労力・根気は比較的少なく済むはずです。

途中で挫折する可能性が下がるに違いありません。

1回のワークアウトで100点を狙い継続が難しくなるよりかは、複数回のワークアウトで70点を狙い継続をしやすくした方が、最終的な結果は大きなものになります。

そのため、当ジムでは「無理に追い込む必要なし」と考えて指導にあたっています。

最後に

今回は「トレーニングで効果を出すには継続が必須 無理に追い込む必要なし」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

最後に1つ注意点なのですが、確かにトレーニングで効果を出すには無理に追い込む必要はありません。

しかし「それなりの刺激」は必要になります。

決して楽に筋肉を増やすことはできませんので、無理のない範囲でトレーニングを楽しんでいただければ幸いです。

次回作もご期待ください。

 

参考文献

(1) Is repetition failure critical for the development of muscle hypertrophy and strength?

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