札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「トレーニング後のストレッチで筋肉痛や筋力の回復は早まりますか? 疲労への影響」というタイトルで記事を書いていきます。
トレーニング後のストレッチについて
一般的に、トレーニングを行った後は疲労の回復を目的として、筋をじっくり伸ばすストレッチ(厳密には静的ストレッチ)の実施が推奨されています。
実際私も筋トレを始めたばかりの頃は、トレーニング終了後のメニューにストレッチを組み込んでいた時期もあり、こうすることで疲れやダルさが早期に取れるものだと疑っていませんでした。
しかし「ストレッチの効果 トレーニングの疲労回復を促進するって本当?」や「トレーニングの最後にストレッチを行う必要はあるのか?」で触れたように、トレーニング後のストレッチにおける疲労回復効果は、今現在否定されつつあるのが現状です。
そんな中つい最近、15個の研究を分析したメタアナリシスが公開されました。
トレーニング後のストレッチにおける疲労回復効果を、網羅的に調べ上げたものだと捉えていただければ問題ありません。
その結果、トレーニングで生じた筋肉痛や筋力の回復に関して、ストレッチは統計的に有意な改善を示さなかったとのことです。
つまり端的に言うと、トレーニングを行った後にストレッチを実施しても、疲労の回復に有効ではない可能性が示唆されたとまとめられます。
もっとも、ストレッチには柔軟性の向上であったり、特に精神面でのリラックス作用が存在するのは事実ですので「トレーニング後に実施しても意味がない」とは全く思いません。
また、同じストレッチでも筋を伸ばす強度や時間が変われば、先ほど紹介したメタアナリシスの結果とは異なるものになっていたかもしれません。
しかし、疲労の回復を目的として、トレーニング終了後のメニューにストレッチを組み込んでいるのであれば、今一度プログラムを見直してみるのもアリでしょう。
例えば、これまでストレッチに掛けていた時間を睡眠に回した方が、トレーニングで生じた筋肉痛や筋力の回復が促進されることも考えられます。
最後に
今回は「トレーニング後のストレッチで筋肉痛や筋力の回復は早まりますか? 疲労への影響」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
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