札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「【筋トレ】本当はもっと重い重量を持つことができる? 負荷が足りていない可能性について」というタイトルで記事を書いていきます。
本当はもっと重い重量を持つことができる?
Self-Selected Resistance Exercise Load: Implications for Research and Prescription
この研究では、最低6ヶ月のトレーニング経験を持つ平均年齢約25歳の男性160名を対象に、フリーウエイトによるベンチプレスを限界まで反復してもらい、最大何レップこなすことができるのかを調べています。
設定された重量は「“What weight do you usually lift for 10 repetitions on free-weight bench press exercise?”」要は「ベンチプレスで普段10回挙げる時はどれくらいの重さを使用していますか?」と質問を投げかけ、ここで得られた回答を重りとしたみたいです。
よって、普段50kgで10回繰り返している方は50kgで限界まで、普段75kgで10回繰り返している方は75kgで限界までを反復することになります。
結果は以下の通りです。
レップ数 | 人数 |
10 | 7 |
11 | 6 |
12 | 22 |
13 | 13 |
14 | 18 |
15 | 18 |
16 | 11 |
17 | 10 |
18 | 13 |
19 | 5 |
20 | 15 |
21以上 | 22 |
参加者の反復レップ数は「16 ± 5回」であり、予測の10回をはるかに超え、つまり「本当はもっと重い重量を持つことができる可能性が示唆された」とまとめられます。
先ほどの研究結果が示したように、本当はもっと重い重量を持つことができる = いつものトレーニングでは負荷が足りていない可能性が見られたとのことです。
もっとも近年の科学的知見では、軽い重量でも筋肉量の増加や筋力の向上は達成され、かつ疲労困憊まで追い込む必要性は薄いといった報告もなされており、また疲れのコントロールもトレーニングの一部とも捉えられ、個人的な見解としては限界を狙う意味はあまり大きくないと感じています。
しかし一方で、余力を残しすぎるのもトレーニング効果の観点では良いと言えなく、相応の刺激はやはり重要です。
そのため、トレーニングを行う際は今一度負荷を見直し、果たして本当に足りているのかどうかをチェックされるのも良いかもしれません。
最後に
今回は「【筋トレ】本当はもっと重い重量を持つことができる? 負荷が足りていない可能性について」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。