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ダイエット

ダイエットでよく聞く “食事8割・運動2割” とは? 体脂肪を効率的に落とす秘訣

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

ダイエットについてをインターネットなんかで調べると「食事8割・運動2割 この黄金比率を守ることが成功への鍵です」的なフレーズを目にするときがあります。

食事7割・運動3割と、多少比率が異なるコンテンツも散見されますが、いずれもダイエットを行ううえでは「食事の方が運動よりも重要だよ」と表現している点は同じです。

先日、現在進行形でダイエットを実施されているお客様から「この食事8割・運動2割とは、どういう意味なんですか?」とのご質問をいただきました。

今回は「ダイエットでよく聞く “食事8割・運動2割” とは? 体脂肪を効率的に落とす秘訣」というタイトルで記事を書いていきます。

結論

はじめに結論からお伝えしますが、正直なところわかりません。

誰が / いつ / どこで / どのように広めたのか定かではなく、そこにどんな意図が込められているのかも不明です。

しかし「もし自分がこの言葉を発信するのであれば、きっとこんな意味で使うだろう」といった私なりの見解は存在し、大まかではありますがそれでよければ紹介できます。

ダイエット = 体脂肪を落とす際は、その8割を食事の改善で、残りの2割を運動の取り組みで成り立たせるのが望ましい。

というものです。

食事8割・運動2割

まず、体脂肪を落とすためには「アンダーカロリー」と言って、日々のカロリー収支をマイナスにする必要があります。
※ アンダーカロリー:消費カロリーの方が摂取カロリーよりも多い状態のこと。

これは、しばしば「出費」「給料」「貯金」の3つに例えられるのですが、出費が25万円、給料が20万円だとした場合、足りない5万円分は貯金を切り崩して生活するように、出費 = 消費カロリーが2,500kcal、給料 = 摂取カロリーが2,000kcalだとした場合、足りない500kcal分は貯金 = 体脂肪をエネルギーとして燃焼する、というのがダイエットの流れです。

では、どうすればアンダーカロリーを作り出すことができるのかというと、

① 消費カロリーを増やす
② 摂取カロリーを減らす
③ ① + ②

以上3パターンが考えられます。


① 消費カロリーを増やす

1つ目の「消費カロリーを増やす」は、トレーニングやジョギングなど「運動に取り組もう」というものです。

しかし、この方法でアンダーカロリーを作り出すことができたとしても、その程度は思っているよりも僅かなものかもしれません。

詳しくは「筋トレの消費エネルギー トレーニングではカロリーをほとんど消費しない?」をご覧いただきたいのですが、トレーニングの消費カロリーを調べた研究はいくつか行われており、もちろんプログラムの内容によって上下はするものの、特に女性では1時間あたり300kcalも消費すればかなり良い方だと考察できるデータが示されています。

300kcalを白米に換算すると、茶碗約1杯分です。

また、そもそもトレーニングを毎日実施するのは、疲労や生活スタイルの面からも結構困難なはずで、仮に週3回を習慣にできたとしても、1回300kcalの消費を1週間で平均すると、1日につき130kcalの消費にまで下がります。

一方、時速7km前後ペースのごく一般的なジョギングでは、所要時間を統一させた場合、トレーニング以上にカロリーを消費することはおそらく可能ですが、着地による衝撃で疲労骨折・脛骨過労性骨膜炎・足底筋膜炎などの傷害リスクが高まるとの報告がなされており「開始2週間で足を痛めてしまい、中断せざるを得ない」みたいな状況に陥ってもなんら珍しくありません。

ぐだぐだ長くなりましたが、つまり「消費カロリーを増やす」のみでアンダーカロリーを作り出そうとしても「その程度は思っているよりも僅かなものであり、かつ怪我の危険性が付きまとう」とまとめられます。


② 摂取カロリーを減らす

2つ目の「摂取カロリー」は、脂っこいものを控えたり野菜を多く摂ったり「食事を改善しよう」というものです。

精神的な負担や健康への影響は一旦おいておき、この方法では簡単にアンダーカロリーを作り出すことができます。

極論、絶食すれば消費カロリー分が丸々マイナスになるため、かなりの勢いで体脂肪は落ちることでしょう。

しかし、詳しくは「食事制限だけのダイエットは筋肉量を減少させる 筋トレと両立を」をご覧いただきたいのですが、基本的に運動を伴わないダイエットでは「筋肉も落ちる」との報告がなされており、これはあまり良い状況ではありません。

そもそもダイエットの終着点のほとんどは「綺麗な身体になる」「かっこいいボディラインを手に入れる」になるはずで、それを考えると当然筋肉はあるに越したことはなく「摂取カロリーを減らす」のみでアンダーカロリーを作り出そうとすると、理想とかけ離れてしまう可能性が懸念されます。


③ 消費カロリーを増やす + 摂取カロリーを減らす

消費カロリーを増やすパターンと、摂取カロリーを減らすパターンのデメリットをお伝えしましたが、どちらかではなく両方からアプローチをかける、要は「運動に取り組みながら、さらに食事も改善する」を実践すれば、それぞれの弱点を補うことができます。

そして、この方法を実行に移し、各パターンをできる限り効果的な範囲で最大限励んだとして、結果体脂肪が5kg落ちたとしたとき、その内訳は「食事の改善で – 4kg、運動の取り組みで – 1kg」となり、それを端的に表したものが「食事8割・運動2割」であり、

ダイエット = 体脂肪を落とす際は、その8割を食事の改善で、残りの2割を運動の取り組みで成り立たせるのが望ましい。

ということです。

最後に

今回は「ダイエットでよく聞く “食事8割・運動2割” とは? 体脂肪を効率的に落とす秘訣」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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