札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「夏と冬で痩せやすさが変わるって本当? 気温が基礎代謝に及ぼす影響について」というタイトルで記事を書いていきます。
夏と冬で痩せやすさが変わるって本当?
呼吸・心拍など、生命維持のためにただ寝ているだけでも消費されるエネルギーは「基礎代謝」と呼ばれています。
基礎代謝はダイエットの効果を決定する要因の1つとして挙げられ、ぜひ知っておきたい知識の1つです。
そんな話を先日お客様としていたところ「夏と冬で(季節によって)痩せやすさが変わるって本当ですか?」とのご質問をいただきました。
結論からお伝えすると
季節そのもの = 気温でダイエットの効果が変わることは一応考えられるが、おそらく相当微々たるもの
だと思われます。
気温が基礎代謝に及ぼす影響について
まず、ダイエットを成功させるためには「アンダーカロリー」と言って、日々の生活におけるカロリー収支をマイナスにする必要があります。
2,000kcalの摂取・2,500kcalの消費・500kcalのマイナス ← これがアンダーカロリーで、ちなみに逆の場合は「オーバーカロリー」等しい場合は「メンテナンスカロリー(または維持カロリー)」です。
カロリーのマイナス収支が多いほど体重の減少幅も大きくなり、消費カロリーを構成する基礎代謝が増えれば結論ダイエットの効果も高まると推測されます。
では、基礎代謝は気温によってどれほど変化するのでしょうか?
この研究では、平均年齢25歳の成人男女を対象に 18℃(涼しい室温)・22℃(標準的な室温)・28℃(暖かい室温)、38℃(暑い室温)の環境に30分間曝露させ、その際の基礎代謝量(厳密には安静時代謝量)についてを調べています。
それによると
・18℃ と 28℃ では 18℃ の方が1日あたり100kcalほど大きい。
・22℃ と 28℃ では 22℃ の方が1日あたり70kcalほど大きい。
・18℃ と 38℃ では 18℃ の方が1日あたり60kcalほど大きい。
とのデータが得られ、つまり基礎代謝量は気温によって変化する、かつ寒冷環境の方が増える可能性が示唆されました。
先ほどの結果を元にすると、夏と冬で(季節によって)痩せやすさが変わることは一応考えられそうです。
しかし「夏は1日中 30℃ の環境下で過ごす」とか「冬は一日中 10℃ の環境下で過ごす」とかは、現実的に起こりにくいでしょう。
夏は外が暑かったとしても屋内は涼はずですし、冬は外が寒かったとしても屋内は温かいはずです。
したがって、1日をトータルで見ると季節ごとの温度環境はそこまでの差がないと考察され、基礎代謝もほとんど違いが出ないものかと判断できます。
とするのであれば、確かに夏と冬で(季節によって)痩せやすさが変わることは一応考えられそうですが「おそらく相当微々たるもの」と捉えて差し支えないかと。
最後に
今回は「夏と冬で痩せやすさが変わるって本当? 気温が基礎代謝に及ぼす影響について」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
冒頭で、
結論からお伝えすると 季節そのもの = 気温でダイエットの効果が変わることは一応考えられるが、おそらく相当微々たるもの だと思われます。
と記載しましたが、例えば夏はランニングを積極的に取り入れるとか、冬はスキーに励むとか、季節の生活スタイルによっては痩せやすさが変わるかもしれません。
次回作もご期待ください。

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