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健康の増進

筋トレを行うと逆に腰痛は良くなる・効果があるって本当? トレーニングのススメ

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

今回は「筋トレを行うと逆に腰痛は良くなる・効果があるって本当? トレーニングのススメ」というタイトルで記事を書いていきます。

2種類のトレーニングプログラムが腰痛の改善に及ぼす影響について

Elastic resistance band vs. conventional weight-based exercises in chronic low back pain rehabilitation: a comparative analysis for functional recovery 

この研究では、慢性化した非特異的腰痛を有する平均年齢約40歳の男女を対象に「ゴムバンド抵抗グループ」と「従来型抵抗グループ」のいずれかに割り当て、週3回の頻度で6週間に渡るトレーニングプログラムを実施し、オスウェストリー障害指数・疼痛強度・体幹持久力等を調べています。

ゴムバンド抵抗グループは文字通りゴムバンドを使用したトレーニングを行うグループ(動画左)で、従来型抵抗グループはフィットネスクラブでよく見かけるマシンを使用したトレーニングを行うグループ(動画右)、だとイメージしていただければ問題ありません。

どちらのグループも、お腹・お尻・背中などを満遍なく鍛えるエクササイズが数種類採用され、ウォームアップ・クールダウンを含めおおよそ1時間の運動としました。

なお、各評価項目の概要は以下の通りです。

・オスウェストリー障害指数:日常生活にどれほど支障をきたしているのか? を評価する質問票。0点が機能制限なし、100点が重い機能制限あり。
・疼痛強度:過去1週間の痛みを10段階で主観的に数値化したもの。0点が痛みなし、10点が最悪の痛み。
・体幹持久力:適切なフォームによるプランクの持続時間。

< 結果 >

・オスウェストリー障害指数(ODI Score)は、ゴムバンド抵抗グループ(青)で18ポイント、従来型抵抗グループ(赤)で15ポイント有意に改善し、その効果はグループ間で同等だった。
・疼痛強度(VAS)は、ゴムバンド抵抗グループで3.1ポイント、従来抵抗グループで2.8ポイント有意に改善し、その効果はグループ間で同等だった。
・体幹持久力(Plank)は、ゴムバンド抵抗グループ群で65秒、従来抵抗グループで49秒有意に改善し、その効果はゴムバンド抵抗グループの方が従来抵抗グループよりも大きかった。
・軽度な有害事象として、一時的な筋肉痛の出現・関節の不快感が両グループで見られたが、48時間以内に消滅し中止を必要としなかった。

つまり、ゴムバンドを使用したトレーニングでも、フィットネスクラブでよく見かけるマシンを使用したトレーニングでも、運動を実施すれば腰痛は良くなる可能性が示唆された、とまとめられます。


トレーニングで腰を痛めた、、腰痛が悪化した、、という方を時折耳にしますが、大抵の場合それは不適切なフォームや不適切なメニュー(特に扱う重量)が原因で、適切なフォームや適切なメニューに取り組めば腰を痛めることはまずなく、むしろ腰痛に対しては有益な印象を受けます。

最後に

今回は「筋トレを行うと逆に腰痛は良くなる・効果があるって本当? トレーニングのススメ」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。


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