札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。
今回は「トレーニングの前と後 プロテイン = タンパク質を摂取するならどっちが良い?」というタイトルで記事を書いていきます。
トレーニングとタンパク質
トレーニングでより大きな効果を出すためには、扱う重量・繰り返す回数・こなすセット数など様々な変数を調整する必要がありますが「タンパク質の摂取」も非常に重要です。
いくらトレーニングを実施し身体に刺激を与えても、筋肉の材料となるタンパク質がなければ成果は得られません。
腕利きの職人達を集め最新鋭の道具を揃えたとしても、建築資材がゼロなら家が建たないのと同じように。
インターネットで検索をかければすぐにヒットしますが、トレーニングを行うにあたってのタンパク質摂取量は「体重 × 2g」が一般的に推奨されています。
体重が「60kg」の方であれば、タンパク質摂取量は「120g / 1日」です。
こんな話を先日お客様としていたところ「プロテイン = タンパク質を摂取するなら、トレーニングの前と後ではどっちが良いのでしょうか?」とのご質問をいただきました。
プロテイン = タンパク質の摂取タイミングが、トレーニングの効果にどのような影響を及ぼすのかを調べた研究はいくつか実施されており、タイムリーなことについ最近、システマティックレビューおよびメタアナリシスとして報告がなされています。
Does Protein Ingestion Timing Affect Exercise-Induced Adaptations? A Systematic Review with Meta-Analysis
それによると「タンパク質の摂取タイミングは、トレーニングの前でも後でも効果に影響を及ぼさない」とのことです。
よって、先ほど紹介したご質問の答えとしては「トレーニングの前でも後でも効果は変わらないため、お好きなタイミングでプロテイン = タンパク質を摂取していただきOKです」になります。
【筋トレ】タンパク質の摂取タイミングは重要?摂取量こそが大切か ⇦ 以前アップしたブログでも詳しく解説しているのですが、タンパク質の摂取タイミングはそれほど大切ではなく、それよりも「トータルの量」がトレーニングの効果に最も関係します。
例えばここに体重「80kg」の方がいたとして、
① 1回4gのタンパク質を1日あたり8回 こまめに摂取
② 1回80gのタンパク質を1日あたり2回 まとめて摂取
上記2パターンがあったとすると、摂取タイミングとしては ① が優れていたとしても、トータルの量としては ② が多く摂れているため、トレーニングの効果は ① よりも ② の方が大きくなると判断可能です。
最後に
今回は「トレーニングの前と後 プロテイン = タンパク質を摂取するならどっちが良い?」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?
次回作もご期待ください。
札幌市近郊にお住いの方は、
ぜひ フィットメソッド をご利用ください。