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怪我

トレーニングで怪我をしやすい種類や部位や状況を男女別に解説

札幌市中央区東本願寺前駅にある、初心者向けスポーツジム フィットメソッドです。

今回は「トレーニングで怪我をしやすい種類や部位や状況を男女別に解説」というタイトルで記事を書いていきます。

トレーニングで怪我をしやすい種類や部位や状況

A 10-Year Analysis of Resistance Training–Related Injuries Treated in Emergency Departments: Are Patterns Shifting With More Participation of Women Over Time?

2025年つい最近、トレーニングで怪我をしやすい種類や部位や状況を男女別に検討した研究が公開されました。

日本を対象としたものではありませんが、非常に興味深く皆様が健全なトレーニングライフを送るうえでとても参考になるはずです。


= 概要 ==

・2013年1月1日 〜 2022年12月31日までの10年間
・14 〜 35歳の男女
・トレーニングに直接関係のある傷害で外来を利用した15,347症例

=結果(省略している部分が多々あります) ==

男性:12,208人
女性:3,140人

受傷の種類男性女性
捻挫・筋挫傷4,305件 35.50%950件 30.30%
骨折958件 7.80%307件 9.80%
脱臼273件 2.2%44件 1.40%
打撲・裂傷1,580件 12.9%580件 18.50%
内臓損傷・脳震盪287件 2.4%175件 5.60%

捻挫・筋挫傷、脱臼は男性の方が多かった。
骨折、打撲・裂傷、内臓損傷・脳震盪は女性の方が多かった。

受傷の部位男性女性
頭部1,276件 10.50%439件 14.00%
体幹4,939件 40.50%976件 31.10%
542件 4.40%72件 5.50%
2,438件 20.00%458件 14.60%
手首・手1,669件 13.70%404件 12.90%
足首・ 足1,094件 9.00%635件 20.20%

男性・女性ともに、受傷する部位は体幹(腰とか背中とか)が最も多かった。
体幹と腕は男性の方が多かった。
頭部、脚、足首・足は女性の方が多かった。

受傷の状況男性女性
負荷・フォーム系12.4%7.3%
事故系21.8%32.9%

ベンチプレスで腕を痛めるなど、負荷・フォーム系は男性で多かった。
器具を落とす転倒するなど、事故系は女性で多かった。


研究結果を眺める限り「トレーニングに直接関係のある傷害」と一口に言えど、受傷する種類も部位も状況も男女間で結構異なるみたいです。

そんな中でも特に強調しておきたい点は、最後の

・ベンチプレスで腕を痛めるなど、負荷・フォーム系は男性で多かった。
・器具を落とす転倒するなど、事故系は女性で多かった。

2つでしょうか。

男性は女性と比較して挙上重量を追い求める傾向が強い印象を個人的に受けており、過剰な負荷・乱れたフォームに繋がりやすいのかもしれません。

そのため、特に男性陣は今一度「果たして本当に適切な負荷なのか? 適切なフォームなのか?」を見直すのもアリでしょう。

一方女性は器具を落とす転倒するなど、いわゆる「おっちょこちょい」的な原因が目立つとのことでした。

そのため、特に女性陣はセッティングの仕方や注意点などを今一度確認されることをオススメします。

最後に

今回は「トレーニングで怪我をしやすい種類や部位や状況を男女別に解説」というタイトルで記事を書いてきましたがいかがだったでしょうか?

次回作もご期待ください。



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